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外食産業記者会の創立25周年記念事業として制定した表彰制度は、今般第18回目になります。選考委員会は、このたび「外食アワード2021」の選考作業を終え、表彰対象者(受賞者)として分野別に合計7氏を決め、ここに発表します。 |
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みずとめ・こういち 水留 浩一 氏 株式会社FOOD & LIFE COMPANIES 代表取締役社長CEO |
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《表彰理由》 回転寿司業界最大手の「スシロー」トップに2015年就任し、「スシロー」が持つコンセプトをブラッシュアップ。商品面やプロモーションでの手腕を発揮し、他社をさらに引き離した。事業の構造改革にも熱心で郊外ロードサイドの「スシロー」とは別に、繁華街型の寿司居酒屋業態の「杉玉」をいち早く開発。すでに40店以上を展開する。また老舗寿司店「京樽」を買収し、テイクアウト専門店を強化するとともに、「京樽」が持つ回転寿司店「海鮮三崎港」の改革にも着手。寿司業界の革命児として存在感を発揮している。 |
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ふじた・けん 藤田 建 氏 GOSSO株式会社 代表取締役 |
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《表彰理由》 ストレスフリーのエンタメ焼肉をコンセプトにした「0秒レモンサワー® 仙台ホルモン焼肉酒場 ときわ亭」。全卓に設置された卓上レモンサワーは「0秒レモンサワー®」の愛称で一大ブームを巻き起こした。模倣店も全国に拡がり、卓上レモンサワーの火付け役となった。2019年12月、神奈川・横浜の1号店のオープンを皮切りに、2020年7月には旗艦店である東京・渋谷店をオープン。その後もコロナ禍にもかかわらず、出店の勢いは止まることなく、2021年11月にオープンした奈良・近鉄奈良店で45店舗となった。 |
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あかつか・げんき 赤塚 元気 氏 株式会社DREAM ON 代表取締役社長 |
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《表彰理由》 居酒屋業態を主力にする中で、コロナ前から育成していたカフェ業態「Espresso D' Works(EDW)」と食パンの物販店「One Hundred Bakery」の出店を一気に加速させ、コロナ禍にありながら行列の絶えない繁盛店を創り上げた。さらに、居酒屋の二毛作店としてスタートしたハンバーグ専門店「君のハンバーグを食べたい」がヒット。コロナという逆風を原動力に事業を拡大した様は、飲食業の機動力と可能性を大いに見せつけた。 |
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《表彰理由》 「挽きたて、焼きたて、炊きたて」の3たてにこだわった炭火焼きハンバーグと炊きたてごはん専門店「挽肉と米」が大ブレイク。炊きたての米の上に焼きたてのハンバーグをのせて食すというという体験を買ってもらう――外食の最大かつ独自の強みである「体験」。それをシンプルに掘り下げた。単に生産性を上げて高回転の店を創るのではなく、「場があることを活かした商品提供」と「商品価値の向上」といった、これまでの飲食のあり方とは異なるアプローチでブランディングに成功。店舗数至上主義、売上至上主義の外食業界に一石を投じた。店舗ができるまでの間、キッチンカーで始動。開店までの模様を一連のストーリーとしてSNSで発信し続けるなど、新たなブランディングの形も示した。 |
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のぐち・かつみ 野口 克 氏 サンデン・リテールシステム株式会社 専務執行役員コールドチェーン事業部長 |
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《表彰理由》 冷凍自動販売機「ど冷(ひ)えもん」を2021年1月末に発売。コロナ禍において24時間、非対面・非接触、冷凍で食品が購入できるといった「ど冷えもん」の特長が支持された。時間短縮で苦しんだ飲食店が、中身商品の開発を積極的に行い、売上げ減を補うことが出来た。メディアでも「ど冷えもん」を導入した飲食店が積極的に取り上げられ全国に波及した。餃子、ラーメン、総菜、肉、鮮魚、スイーツなど多品種の冷凍食品が「ど冷えもん」で販売されるようになった。営業時間にとらわれない、人件費を抑えることができる、冷凍保存で食品ロスを削減できる等の利点から、「ど冷えもん」の飲食店からの引き合いはコロナ後も継続すると考えられる。 |
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該当者なし | ||||||
2022年1月19日(水)アワード表彰式で集まった受賞者のみなさま |
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特別協賛:焼肉ビジネスフェア事務局/居酒屋JAPAN事務局 | ||||||