外食アワード2012
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外食産業記者会の創立25周年記念事業として制定した表彰制度は、 今般第9回目になります。輪番の選考委員会は、このたび 「外食アワード2012」の選考作業を終え、表彰対象者(受賞者)として 分野別に合計6氏を決め、ここに発表します。
また、2012年は外食から見てどんな年であったか、どんなことが 話題になったのかを象徴する言葉として、選考委員会は5つの 「2012年外食キーワード」を選びました。 |
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【外食事業者部門】 |
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臼井 健一郎
氏 |
(アークランドサービス株式会社 代表取締役社長) |
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《表彰理由》
「お客様に出来るだけ良い商品を出来るだけ安くご提供すること」をコンセプトにしたとんかつ専門店「かつや」を中心に219店舗を展開。「かつや」はファストフード(FF)タイプのとんかつ専門店という独自性のあるポジションを構築し、男性を中心に強い支持を集める。和風FFが苦戦するなか、2012年12月期の既存店売上高は101.7%と増収を確保して、1店舗当たりの平均月商増加と経常利益率向上を果たしている。 |
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坂本 孝
氏 |
(俺の株式会社 代表取締役社長) |
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《表彰理由》
東京・新橋、銀座等で、国内外の高級レストランで技を磨いた料理人による、高級レストランの料理を2分の1以下の価格で提供する「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」を展開(9店舗:2012年12月末)。それぞれ1日3回転以上の人気を博し、原価率60%以上でも十分に利益を出す業態を創り上げた。さらに、日本料理バージョンも展開するなど、一流料理人の新しい活躍のステージを設けた。 |
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橘 秀希
氏 |
(株式会社ル・クール 代表取締役社長) |
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《表彰理由》
パスタとピッツァを主力にしたテーブルオーダーバイキングの「ヴォーノ・イタリア」を2009年11月に開業し、わずか3年で40店舗体制(2012年12月末現在)を築き上げた。生麺を用いたパスタ、粉から店内で手作りするピッツァなど、ほぼすべての料理を店舗で作るビジネスモデルで、郊外ロードサイドの外食シーンを活性化。2010年にはフランチャイズ展開に着手し、本拠地・名古屋の他、東北、東京、関西エリアにも進出。ブランド力を強化しながら、いまなお成長を続けている。 |
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木田 武史
氏 |
(釜たけうどん店主) |
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《表彰理由》 大阪・難波にある「釜たけうどん」の店主・木田氏は、キムチとラー油を使ったアレンジうどん「キムラ君」を考案し、そのネーミングの面白さもあって大ヒット。「業界や地域の活性化につなげたい」という思いから、キムチとラー油を使った商品であれば、名称の「キムラ君」と、キャッチコピーの「キムラ君はじめました」(木田氏の登録商標)を自由に利用して欲しいと経営者仲間に呼びかけた。それを機に「キムラ君」は大阪の飲食店に広がって話題となり、東京など他の地域でも導入店が増加。うどん店を始め、そば店、ラーメン店、居酒屋など140店舗以上が「キムラ君」を導入している。さらに、大手コンビニや食品メーカーからもコラボ商品が発売され、個人店発のムーブメントとなった。 |
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【中間流通・外食支援事業者部門】 |
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柴 泰宏
氏 |
(NPO法人 繁盛店への道 理事長) |
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《表彰理由》
外食産業に貢献するべく、2005年7月「NPO法人繁盛店への道」を結成、理事長に就任。特に、サービスパーソンの地位向上と、欧米流に「サーバー」という職種名を浸透させることを目的に、「サーバー日本一」を決める「S1サーバーグランプリ」の第1回を2006年に開催。2013年3月で第8回となるが、これまでのエントリー数は4000名を超えている。2011年に全国9地区体制を構築し、2012年より「サーバー」の資格認定制度をスタートさせた。 |
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【食材事業者部門】 |
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皆川 昌三
氏 |
(バカルディジャパン株式会社 代表取締役社長)
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《表彰理由》
本格カクテル市場で人気を確立し、全国的にブームを創り上げつつあったモヒートを、ソーダで割るだけで簡単に作れるカクテルベース「バカルディ クラシックカクテルズ モヒート」を市場に投入。バーだけではなく居酒屋をはじめとする多様な飲食店に導入し、外食における飲料シーンを盛り上げた。業務用として発売された同商品は、当初計画の2万ケースを大きく上回り6万ケースを出荷。取り扱い店舗数も1万3000店に達している。 |
2013年2月15日(金)アワード表彰式で集まった受賞者のみなさま
日本プレスセンター内レストラン「アラスカ」にて
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